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インプラント

インプラントとは

 

インプラントとは失われた歯の代わりに埋め込む、チタン製の人工歯根のことです。

顎の骨にがっちり固定するため、自分の歯と同じように強く咬むことができます。また、天然歯と変わらぬ自然な美しさを再現できます。

日常的なケアと定期的なメンテナンスを怠らなければ、永く快適に使用していただけます。


 

インプラントはこんな方におすすめです。

  1. 抜けた歯の治療にあたり隣の歯を削りたくない方
  2. 入れ歯の取り外しを行いたくない方
  3. 入れ歯では咬めないような硬い物を咬みたい方
  4. 自然な歯ならびを取りもどしたい方
  5. これ以上歯を失いたくない方。

 

インプラントはなぜひっつくのか

骨と結合する性質をもつチタンが使用されるからです。

インプラント体の材質であるチタンは、生体親和性が高いため人体に異物として認識されません。

骨の中に埋め込まれたチタンの周囲には新しい骨が巻きついていきます。

そして、3ヶ月が過ぎたころインプラント体が骨の中に取り込まれた状態になり、がっちりひっつきます。


 

インプラントが歯を守る

入れ歯やブリッジは周囲の歯に支えられています。少なくない負担を強いられた周囲の歯の寿命は短くなってしまいます。

それに対してインプラントは、1本の歯として自立して機能しますので、周囲の歯に負担をかけません。

すなわち、インプラントは周囲の歯を守る役割をしてくれるということです。

 

インプラントのメリットとデメリット

メリット ① 硬いものでもよく咬める
② 周りの歯を守ってくれる。
③ 見た目が自然
④ 寿命が長い
デメリット ① 外科処置が必要
② 健康保険の適用がない


インプラントの治療実績

篠崎歯科医院では1999年からインプラント治療を導入しております。

直近5年間の治療実績

2016年 101本
2017年 89本
2018年 75本
2019年 97本
2020年 116本

 

インプラントの寿命

一般的にインプラントの10年生存率は9割以上と言われており、ブリッジや入れ歯などの治療法と比べて長い傾向にあります。

当医院ではインプラント10年保証をしていますが、この保障制度を適用したケースは現在のところ2本です。(1453分の2)

インプラント 10年生存90%以上
ブリッジ 10年生存50%
入れ歯 5年生存40%

また、インプラントは周囲の歯に負担を与えないため、残っている歯の寿命をのばすこともできます。


 

インプラントの寿命をのばす方法

インプラントがダメになるケースのほとんどはインプラント周囲炎です。

インプラント周囲炎とは、歯でいうところの歯周病です。

インプラントと歯茎の間にたまった歯垢の中の細菌が原因となり、インプラントを支えている骨が溶けていく病気です。

ですから、予防法は毎日のていねいな歯ブラシと、3ヶ月に一度のメンテナンスです。

これが出来ていればインプラントはずっと悪くなりません。

 

従来の治療法とインプラント治療法との比較

 

  従来の治療法 インプラント治療
歯が1本抜けた場合

ブリッジの支台とするために、両隣の歯を削らなければなりません。

(ブリッジ)

歯の抜けたところにインプラントを埋め込み、人工の歯を被せるので両隣の歯を削ることがありません。

奥歯が数本抜けた場合

入れ歯を固定する金具などに異物感を感じたり、支えている歯に負担がかかることがあります。
(部分入れ歯)

入れ歯を固定する金具がないので異物感がなく、また他の歯に負担をかけません。

歯が全部抜けた場合

入れ歯が口の中で動いてしまい、「噛みづらい」や「話しづらい」などの不便さを感じることがあります。
(総入れ歯)

インプラントにより、入れ歯をしっかりと固定できるので、入れ歯を気にせず食事や会話を楽しむことができます。

 

 

インプラント治療の術前術後

インプラント前

インプラント後

下の前歯にインプラントを2本、下の奥歯にインプラントを4本埋入しました。
上の奥歯はバネの見えないノンクラスプ義歯を入れています。

治療期間 10か月
治療費 300,000円+消費税(1本) 2本以上同日に手術する場合は1本につき-50,000円
副作用 局所麻酔によるアレルギー、手術時の神経損傷、術後の出血、腫脹、インプラント周囲炎


 

インプラント前

インプラント後

下の前歯が歯周病でぐらぐらになり、抜歯してインプラントを3本埋入しました。右下の奥歯に3本、上の奥にも2本づつインプラント埋入しました。

治療期間 12か月
治療費300,000円+消費税(1本) 2本以上同日に手術する場合は1本につき-50,000円
副作用 局所麻酔によるアレルギー、手術時の神経損傷、術後の出血、腫脹、インプラント周囲炎


 

インプラント前

インプラント後

歯周病の治療をした後、上下の奥歯にインプラントを入れよく咬めるようにしました。前歯にセラミッククラウンも入れ、見た目も改善できました。
左の上下に3本づつインプラント埋入しています。

治療期間 8か月
治療費 300,000円+消費税(1本) 2本以上同日に手術する場合は1本につき-50,000円
副作用 局所麻酔によるアレルギー、手術時の神経損傷、術後の出血、腫脹、インプラント周囲炎


 

 

 

 

Q&A

インプラント治療は痛みますか?

手術は局所麻酔をして行いますので、術中はまったく痛みはありません。

麻酔が切れてからもほとんどの方が、「痛み止めは飲みませんでした。」または「1回だけ飲みました。」と言われています。

もし、痛みが出ても処方されたお薬を飲めばおさまる範囲内です。
また、腫れに関してもほとんどの方はありません。もし腫れた場合も数日間で自然に引いていきますので安心してください。

 

インプラントの素材は何ですか?

インプラントは生体親和性の高いチタンでできています。

人工の関節などにも使われている金属なので、アレルギーが出る可能性も少ない材質です。
アレルギーが心配な方は、術前にパッチテストを行い、問題がないことが確認できてから進めていきます。

 

インプラント治療は誰でもできますか?

年齢に上限はありません。

篠崎歯科での最高年齢は84歳のおばあちゃんです。
10本インプラントを入れられました。
また、糖尿病と骨粗鬆症の方などは手術が難しい場合もあります。

歯科医によくご相談ください。

 

インプラントはどれくらい持ちますか?

インプラントは手入れとメンテナンスをしていけば長期間もちます。

篠崎歯科では20年前からインプラント治療をやっています。
その当時に治療させていただいたインプラントの現在ですが、メンテナンスに来られている方のインプラントは全く悪くなっていません。

このまま30年40年と経過してくれることも期待できると思っています。

 

インプラントの手術は安全ですか?

不安に思われるかもしれませんが安全です。

最近、マスコミでインプラントの危険性を強調した報道があり、不安に思われている方が増えました。
確かに外科処置をやるわけですからまったくノーリスクであるとは言えません。

しかし、術前にCT等を含めた十分な検査を行い、適切なな技術と知識を持った術者が、清潔な環境で手術などを行っていけば、リスクは限りなく0に近づけられると思います。

篠崎歯科でも1,400本を超えるインプラント治療を行っていますが、大学病院のお世話にならないといけないようなトラブルは1件もありません。

 

インプラント手術後の食事で気をつけることは?

手術後は傷口を開かせないことが大切です。

そのため、インプラントを入れた側でしばらく物を咬まないようにして、硬い物、辛い物、熱い物、刺激物はなるべく避けましょう。
歯ブラシ、歯間ブラシも当てないようにしましょう。

 

インプラントを入れた後の仮歯は?

インプラントを埋め込んだ後は、通常、骨とインプラントがくっつくのを数か月待たなくてはならず、その間は最終的な歯を入れることができません。

ですが、見た目に問題がある場合や、食事に影響が出る場合は、仮歯を入れることができます。

 

篠崎歯科 松山・樽味にある歯医者さん(松山東環状線沿い)
〒790-0905 愛媛県松山市樽味4-6-20 Tel:089-934-1818(イイハイイハ)
診療時間:9時-13時、14時30分-18時30分(木曜日休診)
定休日:木曜日・日曜日・祝日・年末年始・お盆休み

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